グアムは、マリアナ諸島の南西端に位置する、マリアナ諸島で一番大きな島です。海底火山によってつくられ、島北部は珊瑚礁に囲まれた石灰質の平坦な台地で、島の南部は火山の丘陵地帯。グアムで一番高い山がラムラム山で、その標高は406mです。
太平洋に浮かぶ常夏の楽園、グアム。
紀元前3000〜2000年頃、マレーシア、インドネシア、フィリピンなどの東南アジアから海を渡ってきた人々が、グアムに定住したと言われています。
1521年、世界一周航路を目指していたマゼランがグアムを発見したことにより、その存在がヨーロッパ中に知られるようになりました。
その後、レガスピが来島。スペインの領有を宣言し、1565年、グアムは植民地とされてしまいます。スペインによるグアム統治は、333年間に渡り続きました。
1898年、アメリカとスペインの間で勃発した米西戦争で、スペインがアメリカに破れたため、グアムはアメリカに譲渡され、グアムはアメリカの統治下となりました。
1941年、大東亜戦争戦勃発とともに日本軍が侵攻し、アメリカ統治から日本統治へと変り、グアムは大宮島(おおみやじま)と改名され、大日本帝国の一部となりました。
第二次世界大戦終結後、グアムはアメリカの信託統治となり、1950年、グアムは自治権のあるアメリカ準州となり、再びグアムの名を取り戻し、今日に至ります。
主都: ハガッニャ(Hagatna)
知事: フェリックス ペレス カマチョ(Felix Perez Camacho)
面積: 549km2
人口: 163,941人(2003年)
通過: アメリカドル(USD)
国際電話番号: 1(671)
グアムの年間平均気温は、摂氏約26度。海洋性亜熱帯気候に属していて、年間を通して高温多湿(グアムを良く訪れるリピーターの間では、グアムの空港に到着して飛行機から降りた時の、このムッとした感じが「グアムに着いた」と実感できる瞬間なのだとか?!)。
グアムでは、年間を通して海水浴が楽しめます。1〜5月が乾季で、6〜12月が雨季です。雨季にはスコールがよく降りますが、スコールは日常茶飯事だと思っておいた方が、滞在中のストレスも和らぎ気持ちもラクになることでしょう。