アメリカ合衆国に入国する外国人に対し、$131.00の申請料を支払わないで入国する人から、$10.00を徴収することが決定しました。
$10.00が徴収される人とは、主に観光客。ビザ(査証)を申請せずにアメリカにやってくる(ビザがなくてもアメリカに入国できる資格のある)外国人です。
どのように実施するかというと、今まで無料で申請できていたESTA(電子渡航認証システム)を利用して、$10.00の手数料を徴収します。
先週の木曜日の3月4日(ワシントンD.C. アメリカ東海岸時間)、オバマ大統領が「旅行促進法(Travel Promotion Act: TPA)」に署名し、これが正式に法案化され、導入が決定しました。
徴収された手数料は、アメリカ合衆国を訪れる旅行者の観光需要増加のために、アメリカ国外(世界中)に向けて展開する広告宣伝費に充てられます。
ESTA申請の有料化ですが、いつから開始されるかなどは、現時点ではまだ決まっていません。
早速、確認したところ、今のところ、ESTA(電子渡航認証システム)のオンライン申請は、今まで通り無料でできます。一度申請すると2年間有効ですので、近々グアムを訪れる予定のある方は、早めに無料で申請しておくのも良いですよね。
President Obama Signs First-Ever Travel Promotion Program | U.S. Travel Association