日本の旬の味覚を四季折々グアムに届けてくれる「弁慶(ホテルニッコーグアム)」。4月1日より春の季節を感じさせる旬の香りと旨味を存分に活かした4月限定の松花堂弁当『花吹雪』($48.00/1名)が登場しました。
メニュー内容は、先付け(蛍烏賊正油漬け/柚子)、吸い物(鱈場蟹袱紗仕立て/花海老真丈/三つ葉)、お造り(鮪/白魚/花みる貝/赤芽/山葵)、お食事(ちらし寿司/香の物)、水菓子(柚子桜餅)、松花堂弁当。
松花堂弁当の「松花堂」は、江戸時代初期の石清水八幡宮(京都府八幡市)の社僧であり寛永の三筆のひとりと云われる松花堂昭乗が、農家の種入れを小物入れとして愛用していたのが由来です。
それから数百年経た昭和の始め、代々式部卿を務めた貴志宮家の桜宮邸内の茶室「松花堂」で茶事が催された折、貴志家の当主であった貴志奈良二郎(二代貴志泉松庵)より、この器で茶懐石の弁当をつくるようにと命じられたのが、日本屈指の名料亭である「吉兆」創業者、湯木貞一氏。
十字形の器に手を加えて料理を納めたのが、「松花堂弁当」として広まったと云われています。
松花堂弁当の仕切りは、見た目も美しく味や匂いが移らないという利点があります。
弁慶の松花堂弁当『花吹雪』は、その利点を絶妙に活かした、口取り(菜の花胡麻和え/青梅/天豆海老鋳込み/笹ちまき/桜味噌田楽)、焼き物(鰆西京焼き/はじかみ)、煮物(若竹煮/花弁百合根/鍵わらび/木の芽)、揚げ物(白魚蓬麩巻き揚げ/菜の花/桜麩)と様々な花が咲き始める春のように色とりどりの美味しさが盛り込まれた内容。
桜が開花し始めた春爛漫の日本。桜宮邸内の茶室「松花堂」に想いを馳せながら、『花吹雪』で春を愛でてみませんか?