毎年、4月16日頃から25日頃にかけて「こと座」を中心にした「こと座流星群」があらわれます。
今年は、グアム時間で4月23日の早朝3:00頃に活動のピークを迎えると予想されています。
この日はちょうど月も半月で、極大時には沈んでいますので、空が明るくなるまでの約2時間は月明かりを気にせず、良い条件で観測することができます。
今年も1時間あたり10個程度の出現予想と地味ですが、毎年確実に出現している流星群。国立天文台のホームページでは、日本では1945年に1時間あたり約90個の記録があり、海外でも1922年、1946年、1982年などに流星数の増加が観測されていると紹介されています。
アストロアーツのホームページでも、まれに100個に達する突発出現することもあると記載されていますので、今年こそ大出現して欲しいところです。
こと座流星群の放射点のあること座は、東の方角ですので、グアムのホテルエリアからはグアム国際空港の方角となります。
こと座流星群は速度が速くて痕を残す流星が現れるので、観測のポイントは、放射点を観測するのではなく、夜空全体を眺めること。
昨年ペルセウス座流星群を観測した時も、放射点北東の方角ではなくタモン湾の上空で長い痕を残す流星を観測することができました。
グアムは空気が非常に澄んでいるので、スコールや雲がなければ天体観測に適しています。
この機会に、是非グアムで流星を観測してみましょう!