BGMに浜崎あゆみさんの「blossom」が流れる、藤原紀香さんのCMでお馴染みのゼスプリゴールドキウイ。
甘くてトロピカルな風味にあふれたきれいな黄色い果肉のゴールドキウイは、誰にでも食べやすい味。ビタミンCとEが豊富に含まれているため、抗酸化作用があり、体内の活性酸素を抑える働きをしている理想的な果実と言えるでしょう。
また、ゴールドキウイを一定期間摂取した前後の測定から、血液中の赤血球や血色素が増え、貧血に効果的であったという検査報告や、食べ続けても体重の増減もないため、糖尿病のみならず美容上、健康上にも悪影響が認められない事も発表されています。
このような要素から、最近、日本のあちこちで見かけるようになったゼスプリゴールドキウイですが、調べてみると商品化されるまでには、20年もの歳月が費やされているのを知りました。
1970年代後半、ゼスプリ社は、中国より数多くの原種を導入し、ニュージーランドのPlant&Food Research Ltd(旧ホートリサーチ園芸研究所) にて自然交配を数千回実施して、遂にゴールドキウイの誕生に成功。
1987年、ゼスプリゴールドキウイの親木が選出され、翌1998年に、ニュージーランドから初輸出(出荷量約14.4トン)。2008年には、ゼスプリ全体で約82,080トンが出荷されるほど需要のある果実になりました。
以前から気になっていたこのゼスプリゴールドキウイを、カリフォルニアマート(グアムプレミアアウトレット敷地内)で遂に見つけました($5.99/5個入り)。カリフォルニアマートは、グアム在住韓国人御用達のスーパー。ゼスプリゴールドキウイにも韓国語のラベルが貼られています。
30〜40代女性をターゲットに「カラダをみがく果実」として販売する日本に対して、韓国では、なんちゃってポーズをとるコミカルなキウイをラベルにしているところから、小さな子供のいるファミリー層をターゲットにしているのかもしれません。
実際に食べてみたところ、確かにグリーンキウイよりも酸味が弱く、とっても甘くて美味しかったです。
この機会に、ゴールドキウイでカラダをみがいてみたくなりました(笑)。
カリフォルニアマート
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