日本で市販されているバターといえば、食塩が0.9〜1.9%加えられた加塩バター、そしてお菓子作りなどに使用する無塩バターの2種類。
このように、日本のバターは、加塩と無塩という分類があるものの、劣化しにくい「非発酵バター」が一般的なのですが、ヨーロッパでは、サワーバター、カルチャードバターと呼ばれる「発酵バター」が主流。
この発酵バターは、原料乳に乳酸菌を加えて発酵させることにより加わるさわやかな香りとほのかな酸味、そしてミルクの深い味わいが特長。
発酵バターに興味津々だった折、コストUレスで、バーモントクリーマリー社の海塩入りカルチャーバター($5.99/170g)を見つけ、可愛い容器に魅せられて即買い。
青いチェックのラッピングをソッと開いてみると、コロンと丸いバターが登場、カッチリと成形されていないところが自家製風。そして、海塩がクリスタルのようにキラキラ光ってキレイです。
早速、焼きたてのパンにたっぷり塗って味わってみると、これが美味!
非発酵バターよりも、バター本来の甘味と香りが高く、コクがあるのにしつこさを感じさせないすっきりとした後味。そして、練り込まれた海塩のジャリジャリ感と塩味が一度食べたら病みつきになること請け合い。
調べてみると、このカルチャーバターは、アリソンフーパーさんがフランスのブルターニュの酪農場で働いていた際に、考案したヨーロピアンスタイルの発酵バターで、一流ホテルや一流レストランでも使われているという究極のバターでした。
パンに塗るだけでなく、最高級の海塩の風味を活かして、シーフードのソテーに使ったり、ステーキなどにトッピングするだけで、普段のお料理が本格フランス料理の味わいにアップグレード。ワイン好きの方は、やや厚めにカットしてクラッカーなどと共に食べても格別です。
様々なお料理に活躍してくれる発酵バター。是非、お試しください。
COST-U-LESS
問い合わせ先(英語): タモン店 649-4744
営業時間: 09:00〜21:00(日曜日 〜19:00)