ガソリンスタンドで様々な目に遭うことが妙に多いのですが、この間は、10ドルをすべて小銭で支払っている謎の男性がいました。しかも、1セントと5セント、、、
レジの店員さんがカウントする間に、レジはあっと言う間に長蛇の列。コインも立派なお金だと知りつつも、かなりイラついてしまいました、、、
(大門寺 文右衛門)
えぇっ、もう8月?! なんか、はやっ、、、
(ピカル)
先週の編集後記で書いたアメリカ連邦政府の法定債務上限額引き上げの件(一部訂正&加筆しておきましたので、良かったらご覧ください)ですが、アメリカ時間で本日7月31日に、議会上下両院の民主共和両党幹部との間で合意が成立したという発表がありました。
ホワイトハウスや議会指導部によると、
1. 裁量的支出を今後10年間で9170億ドル削減した上で、さらに最低1兆5000億ドルを削減するための特別委員会を設立する。
2. 設立した特別委員会で、十分な削減策を見つけられなければ、1兆2000億ドルの自動的な支出削減を求める。
などが、合意案の主な内容となっています。
オバマ大統領は、今回の合意でデフォルト(債務不履行)回避が可能になり、アメリカは今後8〜12カ月間、経済的な危機を防止できると述べました。
今日の共和党と民主党の両指導部の合意を受け、アメリカ東部時間の明日8月1日に、上院にて妥協案の採決が行われる予定です。
来年2012年は、アメリカにとって、2013年からの大統領を決める大切な一年でもあります。今回のすったもんだは、そのためのゲームだったのでしょうか?!? 政権のための政府だとしたら、日本もアメリカもあまり変わりませんね。この国の人たちも、「トリリオンって何桁?」みたいな感じで、事態の深刻さに全然ピンときていないのかも知れません(その方が国にとっては都合が良いのかもしれませんが、、、)。
今年の4月頃、アメリカ海軍が、E4(三等兵曹)からE8(上級兵曹長)の兵士3000人を解雇するという話がありましたが、いよいよ今月8月から、E4とE5(二等兵曹)の兵士を対象に評価が始まるそうです。今回の解雇は、現在33万人以上いるアメリカ海軍兵の、約1%にあたります。
アメリカの、軍事(National Defence: 国防総省、国土安全保障省、軍事用の核エネルギー関連)のための支出自体は、2011年はGDPの3.3%(来年2012年は3.1%)。
ブッシュ政権時の2008年の4.2%をピークに、オバマ政権では、軍事費を削減しているんですよね(日本の国防費は確か1%未満に留めるのでしたよね?)。
アメリカ政府の総支出だって、ブッシュ政権時の2006年の20.3%をピークに、オバマ政権では18.6%まで削減しています。
お金、どこへいっちゃった(いっちゃってる)んだろう?!?、、、
(Tom Slater/68.90kg)