「人間と自然との共生」をブランドポリシーに掲げているハンティングワールドが、今、もっとも気に懸けているのは、「野生動物の楽園」と呼ばれる東南アジア ボルネオ島の現実。
パーム油の需要が増えた1990年代から急速に始まった、アブラヤシ農園の拡大と加工工場の建設により、面積が25%も減少してしまったボルネオ サバ州の熱帯雨林。
この熱帯雨林に棲息しているボルネオゾウや、オランウータンなどの野生動物は、棲息地域を追われて孤立し、食料難による個体数の減少や、遺伝子の多様性が失われる危機に瀕しています。そして現在もなお、サバ州熱帯雨林は、確実に減少し続けているのです。
ハンティングワールドでは、ブランドポリシーの一環として、BCT(ボルネオ保全トラスト)への支援を2008年から開始しています。
環境保全の大切さを訴えるトークショウや写真展を開催する一方で、支援の中心的活動となるチャリティーグッズを販売しており、バッグをはじめとする様々なアイテムの売上の1%をBCTに提供し、現地活動への具体的な支援を行っています。
DFSギャラリアグアムのハンティングワールドにも、BCTアイテムが並んでいます。
そこで目に留まったのは、日本市場にあまり出回っていない『BCT Green Corridor(グリーンコリドー)』のトートバッグM ($139.30/通常価格$199.00)。
一見、普通のコットンキャンバスに見えますが、素材にリサイクルの指定外繊維(紙100%)を使用。右下に織りネーム、フロントにスリットポケットふたつが付いているシンプルなデザインで、サイズも28×29x12cm(横×縦x奥行き)といろいろな用途に使えそうです。
現在販売されているカラーはナチュラルですが、来月上旬には新色ネイビーが発売される予定(汚れが気になる方にお薦めです)。
自然への愛と敬意をコレクションという形で表現するハンティングワールド。大自然のなかに本当に必要な機能があると唱えるハンティングワールドの商品は、そのひとつひとつに、自然へのメッセージが込められています。