2001年の極大時に、1時間あたり1,000個を超える流星群が降り注いだことで一躍有名になった、しし座流星群の季節がやってきました。
今年の極大時間は11月18日(金)の13時頃(グアム時間)と予想されていますので、17日の夜から18日の明け方が観測に適しています。しかし、24時頃(グアム時間)に東の空から下弦前の月が昇ってくるため、条件は良くありません。月の光が目に入らない方向を中心に夜空全体を眺めてみましょう
調べてみると、しし座流星群の母天体はテンペルタットル彗星(55P/Tempel- Tuttle)で、この彗星の公転周期である約33年ごとに大出現のチャンスがあるとされています。そして、これまで観測されているのは、1799年、1833年、1866年、1966年、2001年と、確かに一定の周期であることが分かります。
2001年のような流星夜は、2034年まで無理か、、、と思いながらも、木星、火星、土星といった惑星や、少しづつ顔を見せ始めた冬の星座を楽しみながら、のんびりと流れ星を探してみるつもりです。