先週ご紹介したルートビアに続いて、今回お知らせするのは、REED'S社のジンジャエール、「Ginger Brews」です(ルートビアの隣にあったので、こちらも購入してみたという単純な理由からなのですが、、、)。
生姜などの香りと味をつけ、カラメルで着色したジンジャエールは、シャンパン等の食前酒代りやカクテルの材料としても使われている炭酸飲料。
ジンジャエールの発祥は、1890年にカナダ人のジョン J マックローリン氏が生姜汁にフルーツジュースやフレーバーエキスを混ぜた飲料をトロントで製造し、ドラッグストアで売り出したと言われています。
あれこれ調べてみると、ジンジャエールは、1860年頃のアメリカ西部開拓時代に、店へ出かけてソフトドリンクを買うことができなかった開拓者たちが植物の根やスパイス、果物を材料にした炭酸飲料を自ら作り飲んでいたようで、この飲物こそが、まさしくジンジャエールなのですが、当時の開拓者たちは、これを製品化して販売することはしなかったらしい。
リード社のジンジャーブリューは、オリジナル、55カロリー、エクストラ、プレミアム、ラズベリー、スパイスアップル、チェリーと6種類あり、いずれもアメリカ開拓時代のように、新鮮な根生姜、薬草、香辛料、果物だけを厳選し防腐剤や人工着色料、人工甘味料などを一切使用せず、自然な味わいにこだわって醸造されたジンジャエール。
ペイレススーパーマーケットで販売しているのは、エクストラとプレミアムの2種類(各$1.45)。
エクストラジンジャーブリューは、新鮮な根生姜、レモン、ライム、蜂蜜、さとうきび糖、パイナップル、薬草およびスパイスを使用したジャマイカのレシピーをもとにリード社がはじめに作った製品オリジナルジンジャーブリューと同じ製法で作られており、根生姜17gが入ったオリジナルに対して26gも根生姜が入っているため、根生姜の風味がより際立った味わい。
プレミアムジンジャーブリューは、さとうきび糖を使用せず、蜂蜜とパイナップルの自然の甘さを活かしたジンジャエールなので、エクストラに比べると甘さが弱く、切れ味がスッキリとしており、まさに大人向けのジンジャエールといった感じです。
実際に、飲んでみてビックリ「これまで飲んでいたジンジャエールに生姜は入っていたのか?!」と言える程、根生姜が持つ本来の風味がダイナマイト級でドラッグストアで販売されていたのも理解できます(浅田飴ニッキを液状にしたような味)。
今年3月27日に家庭向けPETボトルで発売された「ウィルキンソン ジンジャエール」の原材料は、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、生姜から抽出した香料、カラメル色素と飲み易さを重視した原材料を使用していますが、リード社のジンジャエールは、飲み易さよりも、自然の植物と果物にこだわっているだけに、ダイレクトな味わいで、飲んでしばらくすると、身体が温まる気がしました。
そのまま飲んでも、もちろん美味しいのですが、このジンジャエールで作ったカクテルは、絶品。是非、お試しください。
ペイレススーパーマーケット
問い合わせ先(英語): オカ店 646-9301/マイクロネシアモール店 637-7233