先週、ディオールの新しいCM、『Secret Garden - Versailles』が公開されました。今回は、ジャドールでも使われたベルサイユ宮殿の鏡の回廊、そいて庭園が舞台。
イネス ヴァン ラムスウィールドとヴィノード マタディンによるアーティスティックな作品に花を添えるのは、ダリア ストロコウス、メリッサ スタシウク、ウェン ジュといった、今、ノリに乗っているトップモデルたち。
ダリア ストロコウスの美しさは一目瞭然ではあるものの、一番綺麗だと思ったのは、鏡の回廊の丸天井に描かれた天井画。
調べてみると、この絵画は、30枚で構成されたシャルル ル ブラン作「太陽王の栄光と歴史」で、中央にあるのが、親政宣言を賛美した「自ら統治する王」だそうです。
ベルサイユ宮殿の天井画、
いつか実物を観たいですね。
ヴェルサイユ宮殿
(大門寺 文右衛門)
日本では、5月5日は祝子供の日。
グアムだと、祝メキシコ「Cinco De Mayo(シンコデマイヨ)」。
マルガリータとメキシコ料理で盛り上がるはずの先週末の夜。とあるバーで、泥のようなニオイの香水をつけた男性がずっとそばから離れず、「シンコデマイヨ」じゃなくて「Stink De Mayo(スティンクデマイヨ)」でした、、、
(ピカル)
オンワードホテルにある嵯峨野の改装工事が、今週の半ばより始まると知り慌てましたが、改装期間中は、ル プルミエにて嵯峨野のお食事が楽しめるとのこと。
小峯料理長をはじめ、スタッフの方々も大変でしょうが、がんばってください!
どんな風に改装されるか、今から楽しみにしてます。
(パール)
今や時価総額世界一を誇るアメリカのアップル社ですが、節税も世界一かもしれません。
昨年度の納税額は、342億ドルの収益に対して33億ドル。税率9.65%といった感じです。
四半期だけで460億ドル以上の収益を出しているアップル社の年間収益が、それにすら満たない342億ドルとは、いったいどういうことなのでしょう?
アップル本社があるカリフォルニア州の法人税は8.84%。
アップル社は、法人税のないお隣のネバダ州に法人を設立し、収益の一部をそちらに移して投資などの資金管理を行い、さらに全収益の70%を海外に移し、アイルランドやオランダの子会社などを経由して、最終的にカリブ海のとある銀行にプールしているのだとか。
その節税額は、去年だけで24億ドルにもなるとのことです。
単純に年間1840億ドルの収益に8.84%の法人税をかけたら162億ドルですので、24億ドル節税したとはいえ、33億ドル以外にも、なんだかんだでどこそこに105億ドル納税しているってことですよね。
ちなみに、アメリカに住んでいる人の就労所得に対する所得税率は、所得額に応じて10%〜35%。
今の日本の所得税率は5%〜40%。昭和50年代に10%〜75%だったことを考えると、現在の日本の所得税率は相当低くなりましたが、それでも会社を香港やシンガポールなどに設立して節税を試みる経営者が、以前に比べると増えてきています。
高額所得者ほど節税に関心があるのは、どこの国も同じですね。
真剣に働いて得た所得(収益)です。そこから一方的に徴収された税金に対して、それを国(政府)が真剣に遣っていると思えない納税者がいたとするならば、稼いだ人(法人)なりの価値観でもって、真剣に大切に、そして何よりも有益に遣いたいという思いからの「節税」だとしたら、アップル社が表明しているように、「合法的で、道徳的である」のかもしれません。
皆さんは、いかがですか?
(Tom Slater/66.15kg)