デルタ航空は、国際線長距離路線において好評を得ているエコノミークラスのプレミアムシート「エコノミーコンフォート」を、飛行距離が750マイルを超える全運航便に導入すると発表しました。
これにより、日本発着路線ではボーイング757-200型機を使用しているグアム、サイパン、パラオ、ソウル行きの便が追加され、今月6月7日より日本発着のすべての便に、エコノミーコンフォートの座席が設置されることになります。
エコノミーコンフォートの座席は、デルタが保有する幹線用機材550機以上のエコノミークラスの前方3〜5列目に配置され、標準的な国際線エコノミークラスの座席よりも足もとが最大4インチ広く、リクライニング角度が1.5倍となります。
エコノミーコンフォートの乗客は、国際線エコノミークラスでの標準サービスに含まれる食事、ビール、ワイン、日本酒、エンターテインメント、ブランケット、枕の無料サービスに加え、優先搭乗サービスと、カクテル、リキュール類が無料で利用できます。
エコノミーコンフォートの座席には、特別デザインのシートカバーが使用され、個人用モニター搭載の機材では、各座席に電源が設置されているほか、HBOチャンネルのテレビプログラムなど、多彩なコンテンツも無料。
正規運賃のエコノミークラス航空券を購入すると、無料でエコノミーコンフォートへの変更が可能です。
その他のエコノミークラスの航空券を購入した場合でも、該当路線の飛行距離に応じて、片道あたり、アメリカ国内線は$19.00より、国際線の短距離路線は$40.00より、国際線長距離路線は最大$180.00を追加することで、エコノミーコンフォートの座席を選択することができます。
例えば、成田ーグアム、成田ーサイパン、成田ーパラオ、中部セントレアーグアム、関空ーグアム路線の場合は、それぞれ片道$40.00の追加で利用できます(パッケージツアーの場合は、各旅行会社の設定により料金が異なりますので、申し込みの際に確認してください)。
支払いは日本円。価格は為替レートにより変動します。