海洋への進出を急速に進めている、中国人民解放軍の動きを監視するため、アメリカ軍は、グアムに無人偵察機を配備することを決めました。
グアムには、すでに空軍の無人偵察機が3機配備されていますが、アジア太平洋地域を重視する新戦略に基づき、監視体制をさらに強化するため、海上を航行する艦船などを広い範囲で監視できる、海軍の最新鋭無人偵察機、「MQ4Cトライトン」が配備されます。
トライトンは、現在、アメリカ空軍が運用している、大型で高性能の無人偵察機「グローバルホーク」をベースに開発され、運用開始は今から3年後の2015年を目指していて、現段階では、世界各地の5カ所に配備される計画です。