イタリア南部で、14人兄弟の11番目として生まれ、9歳の時に、教会の儀式に参加する妹のために靴を創り、若干11歳にして自宅で靴屋を開業したという、サルヴァトーレフェラガモ氏。
足を痛めない履き心地のよい靴を製作するため、南カリフォルニア大学で解剖学を修めたフェラガモ氏は、顧客の足に触れただけでその人物の体調すらわかったと言われ、イランのソラヤーエスファンディヤーリーバフティヤーリー元王妃から、イングリッドバーグマン、マリリンモンロー、オードリーヘプバーン、ソフィアローレン、マレーネディートリッヒ、ゲーリークーパーなど多数の著名人を顧客に持ち、靴製造技術に人体構造学を取入れた先駆者としての地位を確立しました。
DFSギャラリアグアムのサルヴァトーレフェラガモブティックに出かけると、ひときわ目をひいたのが、毛足の長いシャギーなファーストール($785.00)。カラーは、グラマラスなワインカラーとブラックの2タイプ。トラッドな装いにインパクトが欲しいときにファーをプラスしたりと活躍してくれそうです。
また、店内にはセールコーナーもあって、以前から気になっていたBitiaも$225.00と超おトクなお値段になっています。イタリア南部の風景を思わせる色合いのターコイズとレッドの2色で展開されているこのウェッジサンダルは、足の自然な曲線に沿ったヒールとしなやかに流れるようなバランスのとれたラインがポイント。ウェッジヒールやフラットフォームソールなどを生み出し、数々の特許を取得しているだけあって、美しいデザイン、素晴らしい履き心地、靴製法の技術、という3大要素を着実に押さえた逸品です。
つま先が細く足を締め付ける靴がエレガントだとされてきた欧米婦人靴の古い常識に真っ向から反対する、サルヴァトーレフェラガモの靴。フェラガモの素晴らしさがセール価格で手に入るこのチャンスをお見逃しなく!