今春のトレンドとして注目されているバレエシューズ。バレエシューズの代名詞といえば、やはりフランスのダンスシューズメーカー「レペット(Repetto)」。
パリのモンマルトルでレストランを経営していた、ミラノ出身のローズレペット(Rose Repetto)は、若い頃からダンサーとして注目され、振付師として活躍している息子ローランプティの要望でダンスシューズを製作する小さなアトリエをパリ オペラ座近くに構えました。
縫った後にひっくり返す「cousu retourne」製法を用いたシューズのしなやかで軽い履き心地は瞬く間に広まり、「レペット」は、わずか9年でパリ オペラ座のすべてのバレエシューズのサプライヤーとして、世界中の花形バレエダンサーたちのための特注シューズ製作を一手に引き受ける、ダンス専門シューズメーカーとへと成長しました。
プロダンサー御用達の「レペット」が、一般女性たちに浸透したきっかけは、フランスの人気女優ブリジッドバルドーの影響でした。「バレエシューズのように軽く快適で、タウン用シューズを、、、」と、バレリーナ出身のバルドーから依頼されたローズレペットは、「サンドリヨン(シンデレラという意味)」を開発。
その出来映えの素晴らしさに感動したバルドーは、ドレスやサブリナパンツにバレエシューズをコーディネートしたファッションで映画に登場し、そのスタイルは世界中で大流行しました。それに伴い、バルドーが映画で履いていた小さなリボンのついたフラットソールのバレエシューズの認知度も急上昇。現在では、バルドーの呼び名である通称BB(ベベ)と呼ばれるほど、定番モデルとして不動の人気を誇っています。
昨年の夏、日本初のフラッグシップショップ「レペット銀座店」がオープンした「レペット」。DFSギャラリアグアムでも、レペットのシューズを取り扱っています($275.00〜)。
しなやかで軽く、快適な履き心地のレペットのシューズは、カジュアルにもエレガントにもコーディネートしやすく、どんなファッションスタイルにもフィット。ブリジッドバルドーが愛する「レペット」のシューズで、サントロペの雰囲気を感じてみませんか?