グアム国際空港 入国時のESTA専用レーン廃止
ご存知の方も多いと思いますが、アメリカ合衆国税関国境警備局の指示を受け2014年10月中旬よりグアム国際空港のESTAレーンが廃止になり、ESTA保持者もESTAを持ってない人も、同じレーンに並ぶようになりました。
ESTAとは、電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization: ESTA)。
グアム来島者のESTA保持率が低いため、ESTA専用レーンを解放して各入国カウンターの取り扱い数を増やし待ち時間の短縮を計るこの試みは、ESTA申請者に関しては、専用レーンでない分、これまでより待ち時間が長引くこともあります。
滞在期間が45日以下のESTA未申請者は、入国者1名につき入国審査の書類2枚が必要で、2枚の書類(I-94とI-736)は、日本人には分かりづらく、ついつい見落としてしまうようなカ所もあるため、カウンターで訂正や追記する人が多い分、全体的に待ち時間が長くなるというのが現状のようです。
ESTA申請者(90日以内の滞在): I-94もI-736も不要
ESTA未申請者(45日以内の滞在): I-94とI-736が必要
グアムに46日以上滞在する場合: ESTAの申請が必要
グアムに91日以上滞在する場合: VISAが必要
ちなみに税関検疫申告書は、ESTA申請者も未申請者も全員必要です。
小さなガイドブックに掲載されている情報はとても小さくて読みづらいので、グアム政府観光局の書類(I-94とI-736)記入方法のページをプリントして持参するのが得策(または、以下のURI(URL)からダウンロードしておきましょう)。
グアム空港内の入国審査ですが、ハイシーズン(多忙期)でなくとも、各国各空港から到着便が重なる時間帯は非常に混み合います。
「せっかく日本から3時間とかで(グアムに)着いたって、(空港の)入国審査と税関で2時間もかかってもうグッタリ、、、」みたいな声、確かに聞こえてきます。
根本的な解決策にはなっていませんが、大人も子供も退屈な待ち時間を快適にできるアイデアグッズを持参することで、ストレスが軽減されそうですね。
行列の先にはディズニーランドのアトラクションのような楽しみはないかもしれませんが、さらにその先には、常夏の楽園、グアムが待っていますので、、、
グアム政府観光局の書類(I-94とI-736)記入例(グアム政府観光局)